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執筆者の写真早田雄次郎

自然農の田んぼ 溝堀り・苗床作り

更新日:2022年5月26日

20220411 前回同様、溝堀り。 畔の内側にも溝堀りを施します。 溝掘りは水はけを良くし、均一にする役割があります。 排水を容易にすることができる溝は、裏作である麦の場合にも重要ですが、この田んぼはかなり水はけが悪く、麦には向いていないそうです。

20220428 いよいよ苗床作り

お借りしている田んぼの面積は4×16の64㎡。

苗床は田んぼ面積の1/50、1.28㎡必要になります。 短手を1mとし(手が届く範囲)長手が1.28mですが、念のため多く撒いておこうと思い、1.5mとしています。 細い部分は通り道(25㎝)になります。 去年は四方に通りを作っていましたが、この田んぼは長手方向で大丈夫との馬場さんの教えから二方向にしています。 苗部分、通り道、穴を掘る部分の草を刈ります。

25センチの通り道の外側には、モグラ、オケラが入らないよう、穴を掘ります。 掘った部分は、田植えの際に戻せるようきれいに外側に並べていきます。

そして、苗床の草を鍬で刈り取ります。 根がある部分は鎌で刈り取ります。

娘は一人、母お手製の鶏レバー弁当(しぶい!)を誰にもあげないとばかりに頬張る。


草、根っこを取り、ザリガニの巣にも気を付けながら、苗床を鍬で転圧し、3センチ間隔に

なるよう、種苗を撒いていきます。

こんな感じ。

さらに、箕で転圧。

掘った土を手でこすりながら苗にかけていきます。

土の状態により、湿っていればそのまま、比較的乾いた土であれば転圧をします。

保湿のために雑草を載せ、その上から少し転圧。 最後に鳥よけに紐を張って終了です。

後は、オケラちゃん、モグラちゃんにやられずに苗が成長するのを願います。 今後は、水が入る6月頭までに残りの溝堀を完了させていきます。 KAMOSU

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