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執筆者の写真早田雄次郎

茅刈り

2、3日と家具工房TERAMOTOの寺本さんにお誘いいただき、岐阜へ茅刈りの体験をしに行ってきました。 声掛けをされていた方は水野設計室の水野さん。 土の事も大切に、石場建て、伝統工法、茅葺屋根の再生等にも取り組んでいる方。 お会いしてみたかった方だったので、非常にいい機会でした。 集合場所は瑞浪芸術館。設計は中村好文氏との事。 知る前に建物奥の窓の感じが「as it is」のような雰囲気だったので納得。


屋根は茅葺き

このH:1700mm程の高さの窓が「as it is」ようでした。 過去ブログ参考 早速茅刈りへ。

茅刈りボランティアの方の指導の元、茅刈りを。 束ねた茅をさらに束ねて、来春まで乾燥させます。

これを茅ボッチと言うそうです。

その後は別の茅葺き民家を見学し、宿へ。 この宿も再生された茅葺き。

写真がなく残念ですが、夜は囲炉裏を囲んでみんなで宴。

楽しい宴と囲炉裏の雰囲気でついつい飲み過ぎてしまいました・・・ 次の日は水野さん設計の石場建ての家を見学させていただきました。 瓦と石場建てはやっぱりいいですね~!


田んぼだった地盤の弱い土地を砕石パイル工法にて地盤改良を施し、その上に石場建てを計画しています。


金物は使用せず、伝統工法にて組まれています。


床下に風が抜け、土の生態系を崩さない石場建ては理想の建築です。 全ての材が土に還るという所も理想です。 今後の設計に関して、本当に真摯に考えていかなければいけない問題だと強く感じます。


その後は昨日とは違う茅場へ茅刈りに。 二日酔いの自分は戦力にならず、大変申し訳ない感じで昼過ぎに帰路につきました。 車で5時間程でしたが、非常にいい経験となりました。


今後の設計のために基礎、構造に関して知識を深めていきたいと思います。

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