17・18日と桑名の現場へ。
今回は手刻みによる加工で、現場でも確認しながら丁寧に加工をして進めていただいています。 屋根は初の瓦葺きになります。 後ろに見える瓦屋根の素晴らしい家屋と相まって、美しい風景となる事を願います。
軒先、けらばの広小舞もきれいに納まっています。
基礎はベタ基礎ではなく、布基礎を選択し、床下は昔のように土のままにしています。 これから工場周辺の庭を育んでいくこともあり、建物下の土にも配慮した設計となります。 当初は石場建ても検討したのですが、土壁ではないため軽すぎて断念しています。
床下に杭を打つことにより地下の水脈が動き出します。 非常に硬い地盤で施主と二人で奮闘しながらの杭打ちとなりました。
燻炭を撒きながら3か所の杭打ち終了。 今後は雨落ちや周辺の土中環境の整備もゆっくり進めていきたいと思います。
瓦も到着したのですが、瓦葺きまでは見ることができず、残念ながら帰路に。
葺き上りが今から楽しみです。
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