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執筆者の写真早田雄次郎

新年のご挨拶

本年は2日からゆる~く仕事を開始しています。

その代わり5、6日に休みを取りたいと思いますが、 本年も早田雄次郎建築設計事務所をどうぞよろしくお願いいたします!! 新年のご挨拶と併せて、昨年29日に平塚にて参加した大地の再生のことをアップしたいと思います。 今回は農地の真ん中に建っているような個人宅の敷地の環境改善。

住宅設計を手掛けているものとしては、大変興味があり参加しました。 植栽枯れ、芝生の虫の大量発生、大雨の際に池になってしまうという敷地。 大きな鉢の底の土の状態が呼吸不全に陥っている状況です。

その状況に大きく水脈を造っていき、改善を図っていく作業となります。 水脈は蛇行するように造っていきます。

コルゲート管を使用し、大炭、竹、竹の葉、枝葉、小炭を入れて埋め戻します。


最終箇所には大きな点穴を開けます。

植栽の植わっている庭部分にも水脈を造っていきます。。

こちらも最終地点に大きな点穴を。 この改善作業によりどのような効果が生まれるのか。 非常に気になるところですが、参加するたびに清々しい気持ちになるのは、既にこの場の空気が変わってきているからなのかな~と毎度思います。 仕事の合間に「大地の再生の詩〜杜人 オリジナル・エディション」を視聴。 非常に印象に残っている矢野さんの言葉を紹介します。

「満たされないことがあって当たり前 そういう状態が保たれているのが自然の生態系のシステム どの生きものたちも満たされていない

その満たされないことを前提に実は生態系が連動している

全ての生きとし生けるものがリスクをちゃんと担って

完ぺきではないんだけど、ほどほどしょうがないね、とリスクを背負い合って 生態系のバランスが取れている」 本当に考えさせられる言葉だと思います・・・ 人間だけが、人間目線のみで満たされた暮らしを追い求めていて。 人間もほどほどでいいと思いますね、本当に。 人間も建築も自然もほどほどしょうがないね、がいいですね(笑) それがこれからの暮らしを豊かにしていくことかもしれませんね。 この映画はぜひ、子供、全小学校で上映してもらいたいと思う! 素晴らしい環境教育になるだろうな~・・・ KAMOSU


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